看護学生のためのブログ

看護学生の皆さんに役立つ内容を医療カイゼン委員会より伝えていきたいと思います!

心電図の理解はリターンが確実な自己投資

こんにちは! 医療カイゼン委員会です。

 

来年の国家試験は2月19日。

いよいよあと4か月。

 

受験勉強もここからが勝負です。

 

さて、今回は心電図です。

 

でも、心電図って、けっこう苦手意識ありませんか?

循環器に限らず、内科系病棟、外科系病棟、

手術室、ICUではもちろん必要。

さらにクリニックや病院、

老健施設、健診でも、

とにかくどこに行っても将来ついて回ります。

 

おまけに国試には必ず出題されます。

 

昔からある検査だし、基本中の基本だから

知っておいて損はありません。

 

でもね、心電図の教科書ってだいたい、

かなり前半で12誘導のあたりで挫折しませんか?

標準誘導とか、肢誘導とか。

レビューブックにもある通り、

装着点の覚え方は

「飽きて足くみ、関口君」

(肢誘導:青・黄・黒・緑)

(胸部誘導:赤・黄・緑・茶・黒・紫)

で良いと思います。

が、それ以外は丸暗記よりも

実際の理屈を知っておくと一生役立ちます。

 

心電図を理解しているって、

5年後、10年後、20年後に勉強するより、

まさに今、身につけることで

間違いなくリターンを得られる

自己投資になります。

 

で、以前本編でもご紹介した

『図解心電図テキスト 

 Dr.Dubin式はやわかり心電図読解メソッド』

 

図解心電図テキスト―Dr.Dubin式はやわかり心電図読解メソッド

図解心電図テキスト―Dr.Dubin式はやわかり心電図読解メソッド

 

 

 

iryokaizencommittee.hatenablog.com

 

を再度おススメします。

 

この教科書のメリットは、

まず挫折しないこと。

 

なぜならこの本の

すべてのページの上半分が写真やイラストで、

下半分も文字がほんの数行。

おまけにイメージ先行でいけるような書き方。

だから1回読み通すのに時間がかかりません。

マジメなはなし、

1時間もあれば十分読めちゃうんです。

 

普通は心電図の問題見ただけで

アレルギー反応起こすことあると思いますが、

これからは自信を持って

答えられるようになります。

 

だから今から読めばもちろん国試に役立ちます。

が、それだけでなく、

看護師になった後も

ずーっと使える教科書です。

アラームが鳴ったら自信を持って

モニターを観察することが

できるようになります。

 

これぞまさしく名著!

心電計の自動解析の結果だって

フムフムと余裕をもって読むことができます。

 

心電図が読める or 読めない、で

看護師人生けっこう変わってきます。

まわりから一目置かれる、ってカンジ。

 

この教科書って先輩ナースたちや

ドクターもけっこう持ってたりするから、

「そうそう、ダリのヒゲね」とか言って笑えます。

 

心電図の項目は単独で勉強できるので

受験はまだ先!っていう人にもおススメです。